お芝居。

地球ゴージャス・クラウディア。

グッズ。
パンフレット、ストラップ、ジッポー、Tシャツ、せんべい。「食らうディア」とかいてある。・・・び・みょ・う!

ある島では、ふたつの民族が生息している。民族紛争はあるが、どちらかを滅ぼそうとはしていない。微妙な戦争と抗争とがくりひろげられる、ただ、獲物は刀のみ。銃をつかえば、火薬のにおいに惹かれて龍があらわれてしまう。二つの民族の中心にはかしんでん、と呼ばれる女神が存在する。彼女がすべてをとりしきる。
すべての男女は20歳で解禁する。
そのとしの12月25日が、一年で一番暑い日、龍が月光を遮るとき、地上では儀式がはじまる、誰も選ばず、誰も選べない、子孫繁栄のための儀式。解禁は、20歳になった年の2月14日。女神の誕生は12月25日、それからとつきとうかまえ、しこまれたのはそのひだから、という。
みのくにとひのくに。
みのくにの剣豪、細亜羅と、ひのくにの長、碑己蔵、ひのくにのクラウディア、そしておりえ。
あいとはなにかを知らずにきている民族のなか、クラウディアはなぜか愛を知ってしまう。
それをつたえること、そして国のこと、そして。
細亜羅は、何故、人がひとを殺さなければならないのか、この戦争に終わりがないこと、どこまでもつづく永遠につながるギミックにきづいてしまう。親を知らない子供、子供を知らない親、そんな影響をあたえたのは、だれなのだろうと。

そしてものがたりは、クラウディアが20さいになるところへむかっていく・・・・・愛を知る彼女が、子孫繁栄のために誰かに、だれでもないだれもえらべない、そんな状態にみをゆだねるなどできるわけがない。
だから。

・・・・・・逃げる彼女が逃げ出すところはない。


ここは島国。
その向こうに国があることも、だれも、興味を持たない。
誰も。

・・・クラウディアさえも。

その理由は。










・・・・・・・・てなかんじでギャグシリアス満載のおはなしでした。すくいようはちょっとなかった。
でもギャグは本当にすごかった。
リバーシブルはさいこうですよ。